住まい事例 OMT邸
DATA

建築場所:埼玉県さいたま市
建築用途:専用住宅
敷地面積:111.45u(33.71坪)
延床面積:96.38u(29.15坪)
構造:木造2階建
本体建築費:1,000万円台

家族構成:夫婦+子供
隣地から見る全景
OMT邸

ローコストでありながら自然素材を使い、開放的な空間で自然を生かして快適な室内環境を生み出す住まいです。

快適その1:ソーラーシステム≪そよ風≫を設置しました。(左側写真)
この装置は環境創機鰍ウんが考案したものです。設備は小型でコンパクト、機械といえるようなものはありません。小屋裏の換気装置を制御盤がコントロールするだけです。もっともこの制御盤が命ですが。
冬は屋根で暖風をつくり、夏は夜間の放射冷却を利用します。空気を換気装置で床下に取り込み、蓄熱、蓄冷することで1年中家中の温度を平準化して快適な室内にするのです。
考え方も装置もとてもシンプルで気に入っていますがローコスト住宅にこのシステムはチョット高額でした。

快適その2:内部の壁、一部天井仕上はコラーゲン入り天然火山灰の塗り壁仕上です。ホルムアルデヒドやアンモニア臭を吸着分解します。
ローコストでもセルフビルドで完成させることで自然のパワーを手に入れることが出来ました。内部の壁全面を自ら塗って仕上げた建主さんはリッパです。

快適その3:フラット35の断熱仕様です。現在の住まいの断熱では最高水準の仕様です。イニシャルコストは高くなりますが、ランニングコストは安くなります。ローコスト住宅でも実行したい仕様です。ソーラーシステムと合わせて「省エネ」で人にも環境にもやさしい。
そよ風
本体と暖風、冷風をとりこむダクト
リビング、ダイニング
手づくりカウンターと左手に大きな仕切戸
床は無垢フローリング
壁、天井は自分達で塗壁仕上のビーナスコート
外構

アプローチ、植栽、ベランダ手摺は
造園家の奥さんの設計です
南西面外観

外壁、ベランダの板は奥さんのお気に入りの板材です
腐らない処理がしてあります
土間

土間に事務所スペースを
鉄骨階段で中2階のベランダと開放的な空間で結ぶ
土間よりリビング、ダイニングを見る

引戸を開けて広く開放的な空間に
居間より土間の事務所を見る
ベランダ

階段をのぼるとすぐ中2階の造園されたベランダが見える
ベランダ

道路に面したベランダは
開放的で風が吹きぬける快適空間
キッチン

カウンターは奥さんの手づくり
キッチンよりリビングを見る