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Q&A
よくあるご質問と回答をまとめました。ご相談の際の参考にしていただけたらと思います。
その他のご質問は、お問い合わせフォームメール、電話等でご連絡ください。

 Q.家を建てるとき、何から始めると良いでしょうか?
 Q.設計者って何をするのですか?
 Q.専業設計事務所の設計監理料は高いのではありませんか?
 Q.工事費が坪○○万円とよく聞きますが、決まっているのですか?
 Q.雑誌の質問コーナーの回答依頼を受けて書いたものです。
   「工務店に依頼したら資金が足らず、建築家に相談したら予算範囲内」

Q.家を建てるとき、何から始めると良いでしょうか?
最も重要なことは、依頼先をどこにするかです。
多くの人達があまり考えないで行動してしまいます。
住まいづくりの依頼先として大きく分けて設計事務所、ハウスメーカー、工務店があります。
最初にどこに依頼するかで建物の性格が決まります。
家を建てる時、現在の法律では設計者が必ず関わります。
まず基本の設計が大切である事を知らなくてはいけません。
ハウスメーカーや工務店に依頼すると工事をすることが主目的ですから、設計は下請の設計者が設計する場合が多いのです。
色々な拘束を受ける下請でなく、自立した設計者が建主の為に設計するには、設計事務所に直接依頼することをお勧めします。
このような流れを、まずインターネット等で予備知識を持ってから、専門家に相談することをお勧めします。
相談に行っても、自社の売込みばかりをするような人で信頼が置けなかったり、説明の内容に納得出来ない時は、ここが重要で、何人かの専門家に実際に会って、説明を受けることをお勧めします。
何人かの営業者や専門家と話すことで、色々な事が見えてきて正しい選択が出来ると思います。
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Q.設計者って何をするのですか?
設計者は建築主の住まいへの希望や考えを具体的な形に変えて表現します。
例えば、建物の構造(木造、鉄筋コンクリート、鉄骨)はどれがベストかといったことから、敷地と建物のバランス、法律的な問題、住まう人にとっての快適性、そして建設費の問題までを総合的にまとめて整理し、希望にかなった住まいにしていきます。
設計図をひくことだけが設計者の仕事ではありません。
私共は依頼者との打合せで合意をした事項を40枚前後の図面にまとめます。
工事が始まると工事現場へ出向き、図面通りに施工されているかチェックをします。
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Q.専業設計事務所の設計監理料は高いのではありませんか?
設計では四季折々の条件から土地と建物の配置、住まう人に合わせた内部環境の快適性や予算を考えた上での計画、工事期間中は設計図どおりに工事が行われているか現場へ出向いての監理、そして引渡し。この一連の業務すべてに対して関わる時間が設計監理料です。
専門家が建築主に代わり、あらゆる角度から考えて、皆様の住まいづくりをバックアップしていきます。
設計監理料を高いと感じるか、安いと感じるかは、設計に対する価値観によるのですが、工事金額を含めた総費用の調整、建物の耐震等を含めて安全を考えると、私共が工事施工者と別の視点で客観的に見ることで安心できると思いますし、対価は得ることが出来ると思います。
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Q.工事費が坪○○万円とよく聞きますが、決まっているのですか?
決まったものではありません。
色々な要素や条件の違いによって、その価格は決定されます。
又、同じ建物でも工事業者によって、相当の開きが発生するものです。
同じ設計図を基に見積りしても1〜2割、場合によってはもっと開きがでることもあります。
建物の価格決定で最も重要なのが、その工事の依頼方法にあることを多くの人は知りません。
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Q.雑誌の質問コーナーの回答依頼を受けて書いたものです。
誌面で「メーカーの間取りでは納得できなくて、工務店では資金面で折り合いがつかず、結局建築家に相談したらある程度の妥協でほぼ満足できる家になった」という記事を見ました。
実際に家を建てるのは大工さんや工務店(材料や人件費面等)ですよね。
工務店に依頼したら資金が足らず、建築家に相談したら予算範囲内に納まるということがあり得るのでしょうか。
私の場合もローコストでつくらなければならず、建築家にお願いしたいのはやまやまなのですが、設計・監理料の分を家にかけられるのにと思ってしまうのです。建築家の知恵をと理屈ではわかっているつもりですが、敷居が 高いことと前述のような考えで決心がつきません。
どうぞ納得のいく回答 をよろしくお願いします。



注文内容が同じ建物であれば、どこのメーカーや工務店が仕事をしても建設費はそんなに変わらないと思っていませんか。使用する材料や人件費が同じで、面積によって工事費 が決まるのであれば、確かに建築家の設計行為を加えた分が高くなるでしょう。
ところがそうではないのです。
それは、工場での生産と違い、家づくりが単体でその都度現場へ行って造らなければならないことと、建設コス ト(建築原価)が二重、三重価額(つまり定価がない)であることによります。工務店によって製品単価はすべて違いますし、材料費も違います。 また、加工方法によって金額も変わります。特に会社経費については一律ではありません。また、建物の内容によって、工務店は数十社の下請けの職種を使います。その人達の金額もすべて違います。 メーカーや工務店からすると、家をつくることは経済行為です。経済行為とは、物をつくって利益を得ることです。「坪何万円で建てます」といった場合、その金額内で使える材料や手間を考えて利益を出します。
でも、 本当にそれ以上安くならないのでしょうか。根拠がありませんね。情報公開をしないので一般の人が交渉するのは無理ですよね。
それに対して建築家に依頼した場合、建築家が建主に代わって建物全体のバランスや予算のことを考えながら、下請けの職種を減らしたり、 材料を無駄のないように上手に使い、希望する住まいを設計します。その設計図を元に大工さんや工務店に見積りをしてもらうわけですが、先程お話ししたように、経費はもとより、同じ材料でも、二重、三重価額ですから、工務店によって随分金額が違うのです。それを建築家が専門的にチェ ックし、コントロールするのです。
私共の経験から、ローコスト住宅で図面を元に同じ規模の工務店3〜4 社で合い見積りを取ると、差額が約1〜2割出ます。まず、工務店を選ぶ時に、この金額の差額を得ることができます。ここがローコ スト住宅で一番のポイントです。そして、それでも予算オーバーのときは、 最も安い見積りの工務店と技術的な打合せをしたり、安く仕事ができる下請業者を工務店に紹介して、減額します。こうすることで希望する金額の範囲内に納まるのです。
ご質問のように、直接工務店に頼んで資金が足りず、建築家に依頼したら予算内に納まったというのは、定価のない建設費の決定を工務店(経済行為)主導から、建築家(建主の立場)主導に変えたことで、贅肉のない住まいを設計し、二重、三重価額を整理したり、また、安く工事をする工務店に変えてコストコントロールしたことによるのです。私の経験から言えば、このことで設計料を払ってもお釣りがくるのです。そして、建主は金額面だけでな く、内容的にも希望する快適な住まいができて満足するというわけです。
気になるのは、あなた自身が何を求めて家づくりを考えているかです。 建築家に依頼することと、その分を家にかけることとはまったく別の次元 の話です。設計という形のないもの(ソフト)を、物(ハード)と比較するわけにはいきません。自分の“価値観”で、どこに依頼するかを決めた方が結果はよいと思います。 金額が安ければどちらでもよいと考えるなら建築家に依頼するのはどうかと思います。建築家は安い家をつくることを主眼にしている訳ではありません。あくまでも依頼者に合った「住まい」をつくりたいと考える人達です。
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